放課後企業講演会@大原和服専門学園

先日、奈良の大原和服専門学園で学生さん向けに企業講演会を行なう機会をいただきました。

↑予想以上に多くの生徒さんにお集まりいただき、話にも熱が入ります。

縁あって今年の夏頃に大原和服専門学園の大原理事長と出会い、学園見学に伺ってお話をする中でその教育方針に深く感銘を受けました。是非大原さんの生徒さんに当社へ来ていただきたい!という想いから、今回の講演会実施へと繋がっていったわけです。大原和服専門学園の素晴らしさは、ここに書き出すとそれだけで連載がスタートしてしまうレベルなのでシンプルに表現すれば、学園運営においても生徒さんへの教育方針としても「マーケット(市場)の感覚」をとても大切にされているところです。着物が好きで、縫うことが好き、だけど、それで食べていくためにはマーケット感覚も必要です。

近年、特に生産現場である工場などへ全国から若い方の応募が増えてきています。しかし、実際に支払われる賃金額では食べていけないことや、物作りと言っても、アーティストではなく職人であらなくてはならないということ(簡単に言えば、好きなものではなく、売れるものを作らなければいけないという話です)へのギャップを感じ、離職されるケースも少なくありません。好きなことと、食べていくことをどうバランスさせるかというのは、働く人々にとって永遠の命題とも言えますが、専門職だからこそマーケット感覚は不可欠だと思っている私としては、大原理事長の教育方針に強く共鳴したわけであります。実際に来春卒業の学生さんで当社の選考が進んでいる方も居られますし、来年度からはインターンシップを通じて定期的に学生さんを受け入れていくという形で、強い連携を実現していければと思っております。

サニーデイサービスの中心事業となる「京都 かしきもの」と「着物&浴衣レンタル One」を生み出したキモノラボは、殆どのメンバーが中途採用です。一定のキャリアとスキルがある人たちが活躍してくれたので今日があるわけですが、正直に言えばお世辞にも社員の定着率が良いわけではありません。入社した人たちが辞めるということは、基本的に私に対する不信任案の表明だと思っていますので、すべて私の不徳の致すところではあります。ただ会社として、入社前・入社後共に、目指すべきビジョンや会社の理念、われわれが大切にする価値観をどこまで共有出来ていたのかということへの深い反省もあります。今後もそれに共鳴していただける方は中途でもジョインしていただきたいと思っていますが、やはり新卒の方も入れていくことで、会社の文化をより強固なものにしていかねばという今日この頃です。

余談ですが、キモノラボで求人を出して、実際に入社していただく時にはサニーデイサービスという社名になり、その会社は元々着物のメーカーで・・・という説明は、和装業界の動きということにおいてはある意味分かりやすい変遷ではあるのですが、学生さんにはとても分かりにくかったと思います。この半年でありとあらゆる前提が変わってしまったことや、元々事業の動きが激しい会社であることもあり、今年の3月頃に当社メンバーが綺麗に作ってくれた会社・事業説明の資料は大幅に改訂しなければならなくなってしまいました。来年からはシンプルスッキリ分かりやすくて、あまり事業が激しく変わらないようにしたいなぁと思ったりもするのですが・・・

そう言いながら、新しいサービスがいきなり始まったりするのがサニーデイサービスです。我々はまだまだベンチャー企業の規模ですので、当たり前と言えば当たり前ですね。